大人ならほとんどの人が持っているスマートフォン。
持っていないと生活しづらいぐらい年々所有率が増加しています。
それは子どもの世界も同じのようです。
スマホを持ってない事で友達グループに入れないとか、部活の連絡網がラインであるとか、持ってないと不便。
親も承諾せざるを得ないですよ。
ルールを決めて持たせても、結局うやむやになってしまい、スマホが片時も手放せない、深夜までスマホ漬けという状況の家庭が多いです。
大人でもそう。スマホをいじってたらいつの間にか深夜になってた、とかありませんか?
スマホで過去のドラマを見たり、好きなユーチューバーの動画を見たり、ゲームをしてたら止まりませんよね。
成長期の子どもにとって、スマートフォンは成長の妨げになる要素がたくさんあります。
一つ一つあぶり出してみる事にします。
スマホの身長の妨げになっている要素は?ブルーライトが危ない理由
ブルーライトとは、LEDが放っている光の中にある波長が380~500ナノメートルの青色の光の事です。
人の目に見える光の中でも紫外線に近い波長の光であり、強いエネルギーを持っています。
ブルーライトを見続けると網膜までに光が達し、眼精疲労、視力低下、睡眠障害など、人体に悪影響を及ぼします。
厚生労働省のガイドラインでは、スマホやパソコン、テレビなどのディスプレイを使用する時は、1時間の使用後15分の休憩が推奨されています。
LEDが採用されている電化製品はたくさんありますが、直接目で光を見る事がダメ。
だから、照明なんかは大丈夫ですが、子どもがLEDのライトを目に近づけたりしないように注意が必要です。
小学生・中学生・高校生は1日何時間ぐらいスマホを使っているのでしょうか?
内閣府の政府統計の結果によると・・・
平成29年度の調査では、小学生68分、中学生127分、高校生では177分!3時間??
昼間にちょこちょこならまだしも、寝てるときにこれだけの時間さわってると考えたら、家族会議が必要なレベルです。
ブルーライトは眠気を抑えると言われていて、寝ながらスマホは寝つきが悪くなったり、目と画面との距離が近く、網膜が少しづつダメージを受けて視力が落ちたり、画面をジーっと凝視する事でまばたきの回数が減りドライアイになります。
中学生・高校生はスマホで何をしてるんでしょうか?
内閣府の政府統計の結果を見てみると・・・
①コミュニケーション
②動画視聴
③ゲーム
④音楽視聴
中学生の84.5%、高校生の91.1%が「コミュニケーション」に一番時間を使っています。
友達や友だちグループとラインなどで会話してるんでしょうね。
「既読」機能があるものはトラブルの元になるし、自分だけ先に寝てしまったら話に付いて行けない。など、寝たくても通知音に敏感になってしまって熟睡できないです。
身長が伸びるという事は骨が伸びるという事。
骨が伸びるという事は、骨端線の軟骨部分が伸びるという事。
成長時期の子どもの肝臓で作られる「ソフトメジンC」というホルモンが、骨端線の軟骨の増殖に作用して、かなりのスピードで新陳代謝が行われる事で軟骨部分が伸びていきます。
身長が伸びるのは夜寝ている時です。
成長ホルモンは夜の11時~2時にピークに分泌されます。
この時間帯に熟睡していると成長ホルモンが多く分泌されます。
スマホは寝る1時間前にはスイッチを切るように約束しましょう。
子どもがスマホを使っている姿、想像できますか?
頭が落ちて猫背になってませんか?
子どもは骨が柔らかいので、姿勢が悪い状態で長時間スマホを見ていると姿勢が悪いままの骨格になってしまいますよ。
スマホが及ぼす影響で100年後平均身長はどうなってる?
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日本人の平均身長の推移は、縄文時代の物から現在まで調査されていて、その推移の要因が推察されています。
戦後から栄養状態がよくなり、食の欧米化も加わり、急激に平均身長を伸ばしてきました。
しかし、ここ20年は横ばいになっています。むしろ低くなっている。
今の子ども達が深夜までスマホを使う生活をしているなら、10年後20年後の平均身長は今より低くなってるかもしれませんよ。
そして、ニュースでスマホの普及により・・・と流れるかもしれません。
スマホやテレビゲームは夜はしない約束をしましょう。
知らず知らずのうちに身長の伸びしろを縮めているかもしれませんよ。