【目次】
小学生になったらタンパク質は大人の2倍食べよう♪
骨・軟骨(骨端線)を伸ばす材料はタンパク質です。
タンパク質は食べ溜めができません。
特に思春期に入る前~思春期真っ只中の成長のスパート期には毎日しっかりタンパク質を摂りましょう(^^)
でも、お肉はどうしても脂肪が多いです。
食材をちゃんと選ばないと肥満になります(汗)
身長にはお肉だーといって、毎日焼肉を食べていたら太るのは当たり前ですよね。
肥満になると、成長ホルモンの分泌が悪くなり、伸び悩みの原因になります。
成長期に最適なタンパク質食材選び~高タンパク低脂肪で肥満を避ける
牛肉編
牛肉はカロリー的にもお値段的にも高そうだから、めったに食事には出さないかもしれませんが、貧血には牛肉です。
牛肉には鉄分や亜鉛が豊富に含まれ、造血を助けます。
成長期にどんどん大きくなる体に合うだけの血液が作れず貧血状態になる事があります。
原因不明のフラフラや朝がしんどい等の症状は貧血のサインかもしれません。
体は命を優先するので、脳に酸素を送る血液が足りなくなると、体を大きくする事をやめます。
体を大きくすると共に血液も増量させましょう。
牛ばら肉のタンパク質含有量16%で脂肪 25%
牛ひき肉 〃 18% 〃 23%
牛ロース肉 〃 18% 〃 20%
牛ヒレ肉 〃 20% 〃 7%
牛もも肉 〃 21% 〃 3%
牛ばら肉はカロリーが高いのは想像できますが、ひき肉も同じぐらいカロリーが高いですね。
ヒレ肉かもも肉使うといいのが分かりますね。
豚肉編
部活や勉強で疲れている時には豚肉。
豚肉にはビタミンB1とビタミンB2が豊富に含まれています。
ビタミンB1は炭水化物をからエネルギーに変化させるビタミンです。
疲労感の原因である乳酸の蓄積を防ぐ働きも持っています。
またビタミンB1が不足すると集中力の低下などの影響が出ます。
ビタミンB2は糖質やタンパク質をエネルギーに変えるなど、代謝を支える働きをします。
ビタミンB1とビタミンB2は元気になるビタミンと言えますね。
豚ひき肉のタンパク質含有量18%で脂肪 20%
豚ロース肉 〃 16% 〃 20%
豚ヒレ肉 〃 21% 〃 3%
豚もも肉 〃 21% 〃 3%
鶏肉編
高タンパク低カロリーと言えば鶏肉。
風邪予防、ニキビ、心身のバランスには鶏肉。
ビタミンA(レチノール)は皮膚の新陳代謝を上げ、お肌を正常に保ち、胃腸や鼻、のどの粘膜にも働き、風邪の予防になります。
また、鶏肉に含まれるナイアシンは、神経系の働きを良くし、思春期・反抗期のイライラをサポートしてくれます。
鶏胸肉のタンパク質含有量 21%で脂肪 2%
鶏もも肉 〃 20% 〃 3%
鶏ささみ 〃 24% 〃 1%
鶏ささみが一番ヘルシー。
胸肉ももも肉は、皮を取ればカロリーが半分になります。
魚編
高学歴高身長を狙うには魚。
イワシやサバ、サンマなどの青魚にはEPA(エイコサペンタエン酸)、マグロにはDHA(ドコサヘキサエン酸)がたくさん含まれます。
EPAは血液をサラサラに、DHAは記憶力や思考力がアップする栄養素と言われています。
魚は肉に比べると高タンパク低カロリーな食材です。
マグロやタラは非常に高タンパク低カロリーですが、ブリやサバは高カロリーで低タンパクです。
出来れば生で食べる事。
魚の良い脂は加熱で酸化しやすいのが欠点です。
うなぎやあなごには上で書いたビタミンAが豊富です。
大豆編
畑の肉、大豆は、ヘルシーで高タンパク。
動物性の肉と植物性の大豆を一緒に摂ると筋肉や骨を作るのに効率が良いと言われています。
たまご編
卵は1日2~3個たべよう!
成長のスパート期はタンパク質ローテーションで骨を作る!
牛肉・豚肉・鶏肉、それぞれに欠けてはいけない栄養素がある事が分かりました。
ローテーションさせましょう(^^)
魚は毎日少しずつでも食べましょう!
お肉を2人前食べるのではなく、お肉1人前+大豆1人前にする!
毎食たまごを食べる!
成長期。思春期前~スパート期のタンパク質はこれで完璧なんじゃないですか!