身長を伸ばすのは小学生から!将来180cmの高身長を目指すブログ

背を伸ばす為に小学生の間に子どもがやるべき事を紹介します。遺伝では決まらない身長が伸びるメカニズムを分かりやすく解説します。生活習慣やヒントを睡眠・栄養・運動の基本的な知識と間違った知識と共に紹介しこどもの高身長を目指す。

肥満だけではない!やせ過ぎが身長を止める原因になっている可能性が!

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【目次】

 

肥満傾向の子どもは背が伸びにくい、というのは一般的によく言われている事ですが、本当なのでしょうか。

成長期に太っていると、思春期が早くきてしまいます。

肥満の状態でいると、体でどんな事が起こって身長を止めるのでしょうか?

うちの子は細いからと油断してはいけません。

低身長の原因は肥満だけではありません。

やせ過ぎが背の伸びを止めてしまう事もあります。

肥満による背の伸びが悪くなる理由とは?

 

 

子どもは10歳を過ぎた頃から性ホルモンが分泌され始めます。

性ホルモンが分泌されると、女子は胸がふくらんできたり、脂肪がついて女性らしい体つきに、男子は筋肉量が増えてたくましくなり、やがて女子は初潮を迎え、男子は精通が起こります。

身長が伸びるという事は、骨と骨の間の軟骨部分(骨端線)が伸びるという事。

性ホルモンが分泌され始めると、身長の伸びが加速します。

が、一方で、性ホルモンはこの軟骨部分を固くして、成長を止めようとする働きもあります。

そして思春期が終わる頃には骨端線は閉じてしまい、身長が伸びるスパート期は終了となってしまいます。

思春期が終わると以降全く伸びないというわけではありませんが、ちょっとだけです。

 

脂肪細胞はレプチンなど食欲や代謝など健康に欠かせない善玉ホルモンを出していますが、肥満の状態になりレプチンが増えると、脂肪細胞から成長ホルモンの分泌を阻害する悪玉ホルモンが出るという事が分かっています。

レプチンは性機能や性成熟に深く関わっていて、レプチンが増えると思春期が早く来る事になり、低年齢のうちに身長の伸びが止まってしまう結果になります。

肥満の子どもの場合、栄養がたっぷりあるので小学校の間は背が高めの子が多いです。

しかし、そこから思春期が早くきて、伸び悩むんです。

 

そうならないように、適度に運動して体脂肪を減らし、お菓子やジュース・インスタント食品を食べないようにする努力をしましょう。

また、睡眠中に活発に分泌される成長ホルモンは、脂肪も分解するので、十分な睡眠を心がける事です。

 

肥満と言っても、ちょっとぽっちゃりぐらいは全然大丈夫です。

子どもはもともと体脂肪が多いです。

背が伸び始めたら自然に細くなってきます。

動くのもしんどいぐらいの肥満が問題なのです。

背が伸びないからと食事を減らしたりしてダイエットする方がダメですよ~。

やせ過ぎの方が背の伸び悩みの原因になる事が多い!

 

 

特にスポーツをしている子は注意が必要です。

成長期に体脂肪が少ないと、体を大きくすることができません。

やせ過ぎは体がギリギリの状態です。

成長期には骨を伸ばし、臓器を大きくし、血液量も増やします。皮膚もです。

そんな時に体が飢餓状態だと、体は大きくなる事よりも生命の維持を選びます。

部活などで疲れてご飯を食べずに寝るとかは絶対ダメです。

貧血や骨折にもなります。

子どもは臓器もまだまだ小さく、一度にたくさん食べれません。

お腹がすいた時におやつの代わりにおにぎりやパン、果物を食べるのがいいですよ。

また、お菓子の食べ過ぎやジュースの飲み過ぎなど、食べられない原因を解消していくといいですね。

おやつを取り上げてかわいそうと思うかもしれませんが、子どもが将来身長の低さに悩んだり、引きこもりになる事を考えたら、今がまんです!

 

思春期に入る前が勝負!成長期を長く引き延ばす!

 

  

 

思春期に入ったら一気に身長が伸びますが、その伸び幅はどの子もだいたい同じくらいです。

という事は、思春期に入るまでに身長を少しでも伸ばしておく事が大事なんです。

思春期を少しでも遅らせる。その期間に少しでも伸ばす!

できればこの時点で160cmが理想ですね。

そして、ラストスパート期にプラス20cmです!

もし、140cmから思春期に入ればスパート期に20cm伸びても160cmです。

小学生になったら、勝負は始まっていますよ!

 

 

 

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